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ピンクオパール

ピンクオパール

英名 Pink opal
和名 蛋白石
主な産地 オーストラリア
成分 SiO2・nH2O
結晶系 非晶質
モース硬度 5.5 ~ 6.5
比重 1.9 ~ 2.2

ピンクオパールの意味

オパールにはとても多くの種類があります。砂岩中にできるサンドストーンオパール(主産地オーストラリア)と、火山の溶岩の中にできるマウンテンオパール(主産地メキシコ)の二つに大別され、さらに産地や色、遊色効果などによっても様々な呼び名にわかれています。その中で、不透明で遊色効果のないものをコモンオパール(ポッチ・オパール)といい、ピンクオパールは、その名の通りピンク色のコモンオパールのことです。質が良いものになると、インカローズにも似た濃いピンク色をしています。オパールらしい瑞々しさや、潤いある質感のせいか、同じピンク系の石に比べて穏やかで優しい印象です。

オパールは愛と神秘の宝石。中でもピンクオパールは「キューピッドストーン」とも呼ばれ、古来より愛を叶える石として女性に大切にされてきました。柔らかなピンク色の優しい雰囲気とは裏腹に、芯の強い、パワフルで豊かなエネルギーを感じる事ができます。ピンクオパールを身につけると、女性らしい美意識や慈愛の気持ちが高まり、内面的な美しさを引きだし、愛する人との出会いをもたらして、恋愛を成就させてくれるといわれています。

また、ピンクオパールには「やり直し」のパワーがあると伝えられています。「やり直し」とは、物事をリセットして一から修復できるという意味ではありません。時間を巻き戻して、都合よく未来を変えることはできませんが、今の状態から抜け出し、より良い方向へ変えることは可能だと教えてくれているのです。特に恋愛面においては、パートナーとの関係がぎくしゃくしていたり、倦怠期に陥った時に身につけると良いでしょう。問題点がはっきり見えてくるので、悪循環を断ち切り、少しずつ良い方向へと導いてくれます。

よく「ピンクオパールは失った恋を取り戻せる」とか「復縁の石」などといわれます。間違いではありませんが、さらに付け加えると、例えば数年たってから「結果的にあの時の事はあれで良かったんだ」と思えるような方向へと恋を導いてくれる…という方が近いと思います。復縁するにしても別れるにしても、現実を静かに受け止め、あまり流れに逆らわない方が賢明です。最後に本当の愛を掴んだ時、はじめて この石の素晴らしさに気づくことができるでしょう。

※オパール系の石は乾燥や衝撃に弱い性質があります。熱や太陽光に当てすぎないよう気をつけて下さい。

ピンクオパール
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