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ジェダイト

ジェダイト(本翡翠)

英名 Jadeite
和名 翡翠輝石(ひすいきせき)
主な産地 ミャンマー
成分 NsAl[Si2O6]
結晶系 単斜晶系
モース硬度 6.5 ~ 7
比重 3.2 ~ 3.3
無色 白色 (濃淡)緑色 黒緑色 黄緑色 黄色 褐色 赤色 橙色(濃淡)紫色 ピンク色 灰色

ジェダイトの意味

世界的に「翡翠(ジェイド)」として販売されている石には、実は「ネフライト(軟玉)」と「ジェダイト(硬玉)」の二種類があります。この二つは見た目が似ていますが、違う鉱物です。一般的に中国などで「玉」と呼ばれているものはネフライト。日本で古来から愛されてきた石はジェダイト(本翡翠)であることが多いようです。縄文時代の遺跡から勾玉などが発見されています。どちらも美しい石ですが、宝石としての価値はジェダイトの方がかなり高く評されています。

気品溢れる高貴な美しさから、その昔、緑色の綺麗な石は総じて「翡翠」と呼ばれ、混同されていました。例えばインド翡翠(実はグリーンアベンチュリン)、アマゾン翡翠(実はアマゾナイト)、ニュージェイド(サーペンティンや緑色に着色したカルサイト)などなど。つまり「翡翠(ジェイド)」という名前を付ければ価値が上がると思われたほど人気があったということなのでしょうが、海外などでは、今でもその呼び名で取引されている事があるようですので、購入の際には注意が必要です。当店では区別するために、ジェダイト(本翡翠)という名称で販売しています。

翡翠といえば緑色のものが代表的ですが、他にも白・薄緑・深緑・黒緑・黄緑・黄・褐・赤・橙・紫・ピンク・灰色など、様々な色合いのものがあります。その色合いが綺麗な物ほど価値が高いとされているようです。中でも「ロウカン」もしくは「インペリアルジェイド」と呼ばれる、透き通るような半透明で、深いエメラルドグリーンをしたジェダイトは、驚くほどの高値で取引されています。(数百万・数千万円もするコレクションが存在します)希少な薄紫色の「ラベンダージェダイト」や、色合いが明るいアップルグリーンのジェダイトなども大変人気があります。

ジェダイトは古来より宝飾品としてだけでなく、呪術品として用いられてきました。この石には「願い事を叶える」力があると信じられていたのです。世界中で「魔法の石」「奇跡の石」として崇められ、王や皇帝など、権力者や高貴な人々に愛されていました。中でも、かの西太后は熱狂的な翡翠コレクターだったそうです。

翡翠が高貴な身分の証として用いられたことからきているのかもしれませんが、この石を身につけると五徳(仁・義・礼・知・信)をもたらし、天の智恵を授け、人徳を高めると言い伝えられています。また、繁栄と成功を象徴し、ギャンブル的な財運ではなく、稼業の繁栄やビジネスの成功を守護してくれるので、家の中心的場所に置いたり、ここぞという大切な商談の場面で身につけると良いでしょう。

ジェダイトはお守りに最適なパワーストーン。古来より災いや不幸から身を守ると言い伝えられており、この石を身につけていて偶然にも事故を免れた、不運を退けたという話が数多く残っています。また、「豊穣・生命・再生」をもたらすといわれており、古代マヤ文明では、再生を願って死者の口に翡翠を含ませたそうです。

翡翠といえば、昔から日本や中国など、アジアになじみの深い石。西洋では、翡翠よりもエメラルドなどの透明感がある石を好む傾向にあるようですが、確かにこの石の神秘的な色合いは、アジアの人々の肌や髪、目の色にとても良く似合うように思います。見た目だけでなく、魂の奥深くまで染み込んでくるような、どこか懐かしい不思議な波動は、私たち日本人と相性が良いのかもしれません。

※ジェダイトは特に硬度が高いわけではありませんが、靭性があるので割れにくい鉱物です。細かな結晶の集まりで構成されているので、衝撃に弱い方向がなく、総合的な耐久性が高いといえます。ですが、硬度の高い物とこすり合わせれば、当然傷がつきますのでご注意下さい。

※艶を与え、色を明るく見せるために、ジェダイトは通常、樹脂やワックスを含浸させる加工が施されています。この時に透明な樹脂ではなく、色を一緒に含浸させて染色する場合がありますので、購入の際には注意が必要です。(何故なら、色が美しいジェダイトほど高値で取引されるからです)

ジェダイトを使用したアクセサリー

ジェダイト
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