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ムーンストーン

ムーンストーン

英名 Moonstone
和名 月長石
主な産地 インド・スリランカ
成分 KAlSi3O8
結晶系 単斜晶系
モース硬度 6 ~ 6.5
比重 2.5 ~ 2.6
乳白色 淡青色 淡緑色 帯橙桃色 淡灰緑色 淡灰色

ムーンストーンの意味

ムーンストーンは長石(フェルドスパー)という鉱物グループの一種。長石グループの石には、ラブラドライト、サンストーン、アマゾナイトなどがあり、同じ仲間とは思えないほど多種多様です。ムーンストーンはオーソクレース(正長石)を主とし、アルバイト(曹長石)を含むものをいい、この二種類の長石の層が重なり合って、光の内部反射と干渉が起こり、「シラー(シーン)」と呼ばれる幻想的な光の効果を見ることができます。この光こそがムーンストーンの最も特徴的な魅力でもあり、名前の元となるイメージをかきたてたのだと思います。一般的に知られるムーンストーンは乳白色、または半透明の物が多いようですが、他にもオレンジ、ピンク、イエロー、グリーン、灰色がかったグリーン、灰色、茶色、褐色など様々な色があります。

ムーンストーンは6月の誕生石。その昔、この石は月の輝きが結晶した石だと信じられており、月の魔力の化身として神聖視されていました。古代インドの人々は、ムーンストーンを「聖なる石」として崇め、お守りとして身に着けていたそうです。夜道を照らす月明かりのように、真実を授け、危険から身を守る力を与えてくれると考えられていたのでしょう。

また、「勘が鋭くなる」「危険を察知する」「進むべき道を示してくれる」といった伝承が多く残っており、予知や透視、占いなどの儀式に用いられてきました。陰陽に照らし合わせるならば、月は陰、つまり影や無意識を表しています。ムーンストーンは持ち主の無意識の部分に働きかけ、潜在能力を引き出し、インスピレーションをもたらしてくれるといわれています。

人間の体は月の満ち欠けによって、少なからず影響を受けています。全てのものは絶え間なく変化し、自然も人も一定のサイクルで変わり続けているのです。特に心は、常に一定ではいられません。気持ちがざわついたり、そわそわしたり、ちょっとした事にも敏感になって傷つきやすくなったり、自分ではどうしようもないといった経験が、誰にでもあるのではないでしょうか。

ムーンストーンは様々な変化に合わせて調子を整え、心を解きほぐして、大らかな気持ちにさせてくれるヒーリングストーンです。一見繊細そうに見える石ですが、実はとても自浄能力が高く、周囲の雑音や悪影響を受けにくいので、どんな状況でも安らぎと癒しの波動を絶やさず、情緒的なバランスを良い状態へと導き、保ってくれるでしょう。また、月は古来より女性性を象徴することから、ムーンストーンは女性特有の不調を和らげてくれると伝えられています。母性を高めて、イライラを鎮めてくれるので、年配の女性や出産を控えた方への贈り物としてもよく用いられています。

中世ヨーロッパでは、恋人達が互いにムーンストーンを贈り、愛と絆を深める風習があったそうです。また、月光の下でムーンストーンを口に含んで唱えると願いが叶うという伝説や、恋愛のおまじないなどが今も数多く伝わっています。このようにムーンストーンは「恋愛成就の石」としても大変有名ですが、どちらかというと受け身な感じです。

この石を味方に、「いざ恋を捕まえるぞ!」という感じではなく、一途な想いが届く日まで「自分の内面を磨き努力する」ような、そんな奥ゆかしさを感じます。この石を身につけると、女性はもちろんのこと、男性においても、内面の女性的な部分に働きかけて、繊細で穏やかな面を引き出し、頑固さを和らげ、持ち主の魅力をアップしてくれるといわれています。

※鉱物的弱点はあまりありませんが、浄化の際にはぜひ月光浴をおすすめします。ムーンストーンのパワーをチャージするような気持ちで行って下さい。

※現在入荷している石は半透明な乳白色のミルキーな色合いです。真っ白という感じではありませんが、これが本来のムーンストーンの色合い。ムーンストーン特有のクラックや結晶層に沿った白い部分もありますが、角度によっては美しいシラーも見られます。

ムーンストーンを使用したアクセサリー

ムーンストーン
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