シルバールチルクォーツの雫ルースを包んだマクラメネックレスNo.1

一点物や限定販売のアクセサリーを集めたNatural Styleギャラリー。毎月一回新作をご紹介しています。なかには再販が難しい稀少な石もありますので、どうぞお見逃しなく。

大変希少なシルバールチルクォーツの雫型ルースを包み込んだマクラメネックレスです。透明度の高い水晶に内包された、微細な結晶のきらめきが美しくて、ひと目惚れしました。見応えのある大きなルースサイズも魅力的です。通常、内包物を含む水晶は濁りやすい性質を持つため、これほど透明度が高い物には滅多に出会えません。

シルバールチルの結晶が細すぎて、画像ではしっかり写っていないかもしれませんが、実物は石を動かすたびに針状結晶が光を反射して、キラキラときらめいています。それがもう本当に綺麗で、つい何度も石に触れて光に透かしてしまうほどです。

シルバールチルクォーツは近年なかなか手に入らなくなってしまった石のひとつで、ご紹介するのがなんと７年ぶり！その前も５年ぐらい手に入らない時期があったので、12年間で２回しか仕入れられていません。どのぐらい希少な天然石か、おわかりいただけると思います。特に今回のルースは質が良く、石の透明度や結晶の美しさ、内包されているシルバールチルの量やバランスが理想的です。

ルチルクォーツは「ゴールドルチルクォーツ」や「シルバールチルクォーツ」「グリーンルチルクォーツ」など、内包される結晶の状態や色あいによって分類されています。シルバールチルクォーツは、その名の通り、銀色を帯びた針状結晶が内包された水晶のこと。結晶の色が少し黒っぽかったり赤みを帯びていたり、茶色がかっていたりとバリエーションがあります。

ルチルクォーツは、内包されるルチルの種類によってそれぞれ特別なパワーを持っていますが、シルバールチルは、持ち主のエネルギーを安定させる、強く深い癒しのパワーを持った石です。この石を身に付けていると、洞察力や直観力を高めて、宇宙からの大切なメッセージを受け取ることができると言われています。「本当の自分を知りたい」と求め続けている人は、ぜひこの石を肌身離さず側に置いてみて下さい。

ゴールドルチルが「動」ならシルバールチルは「静」といった感じ。静かで強い波動を持ち、内面から物事が円満に整うよう助けてくれます。特に家族円満を象徴するため、中国では「家庭和睦」の石として、リビングなど家人が集まる場所に置いて大切にしています。

石のもつパワーはゴールドルチルクォーツに近いですが、シルバールチルクォーツの方が少し穏やかで冷静な感じです。持ち主の内面に大きく作用し、自分でも気が付かなかったような才能を引き出してくれると伝えられています。

ネックレス紐のエンド飾りには、ブラックトルマリン入り水晶（ブラックルチルクォーツという通称で流通することもあります）、ゴールドルチルクォーツ、水晶ボタンカットを贅沢にあしらいました。正面からだけでなく、背中側からも心地よい波動に包まれることを願って。

Natural Styleでは、石が心地よく美しくいられるように、マクラメの技術を用いることを心がけています。そのために編み方に工夫を凝らし、あえて装飾を減らすこともあります。肩の力を抜いて、自然体で、自分らしく。普段着のままでしっくり馴染むような、シンプルで使いやすいマクラメアクセサリーです。

マクラメとは、紐を結んだり編み込んで作った物の総称です。一時期流行したミサンガもマクラメのひとつ。神輿や茶道具、ベルト、インテリア飾りなど、古くから様々な物に用いられている技法で、見渡せば身近にある存在です。水引きやしめ縄などに代表されるように、日本では古来より「結ぶ」ことに祈りをこめ、神聖視されてきました。そこには「相対的なものを和合し１つのエネルギーと成す」願いがこめられています。

Natural Styleのマクラメアクセサリーは、機械などを使わず、全て職人の手仕事だけで編み上げています。大量生産はできませんが、1つ1つ想いをこめた作品には、やはりどこか特別なあたたかみがあると思います。

男女を問わずお使い頂けるよう、ネックレス紐はかなり長めに作りました。最長90cm～いくらでも短く調節可能です。ネックレス紐の端の方に四角い編み目があり、ここが動くようになっています。まずは最長の状態でネックレスを頭からかぶり、そのあと四角い編み目をスライドさせてお好みの長さまで調節してください。