ラピスラズリキューブK14GF前留めネックレス

一点物や限定販売のアクセサリーを集めたNatural Styleギャラリー。今回は、いつものような新作のご紹介ではなく、お客様からリクエストを頂いた作品を再販する、年に一度の特別企画です！

今年もたくさんの作品にリクエストを頂き、ありがとうございました。以前の販売時とは少し仕様が違っていたり、相場の関係で価格が上下している物もありますが、ご了承ください。

ちょっと珍しいキューブ型のラピスラズリを、前留めのＹ字ネックレスに仕立てました。前で留める仕様なので着けやすく、金具の雰囲気もデザインの一部になっています。重心が前にあるので、ネックレスが回ったりトップがずれたりしにくいのも魅力です。前回のデザインだとチェーンが少し太いというお声があったので、今回は細いチェーンを合わせて作りました。

こちらの作品は2013年にご紹介したもの。それ以来ずっとお客様からリクエストを頂いておりましたが、ラピスラズリのキューブがなかなか手に入らず、気がつけば７年もお待たせしてしまいました。今回ご用意したのは前回のキューブとは少し異なり、表面に細かなカットが入っていて、よりキラキラと輝きます。

濃い青の地色と内包物が織りなす夜空のような美しさのラピスラズリ。今回選んだ石はグレードAA++相当です。石自体は綺麗ですが、ちょっと磨きが甘いところがあって、穴まわりがザリザリしている粒が含まれます。ですが全体としてはとても美しく、この形のラピスラズリはなかなか手に入らないので、お買い得です。

ラピスラズリはとても古くから「天空を象徴する聖なる石」として神聖視されてきました。古代エジプトやバビロニアでは、この石を護符として用いたり、王族などの装飾品によく使われています。

その他にも、世界各地で「神につながる石」として、様々な儀式や呪術に用いられてきました。そのことから、ラピスラズリは「世界で最初に認められたパワーストーン」だといわれています。単なる宝石の枠を超え、人々がこの石に、何らかの聖なる力を感じたということなのでしょう。この石の不思議にまつわる伝説や説話は、世界中に数え切れないほど残されています。

ラピスラズリとゴールドの組み合わせは、どこか高貴な印象です。エジプトなどの古代遺跡からも、ラピスラズリをはめこんだ黄金の副葬品が多数見つかっており、何百年も前の人々もラピスラズリを見て同じことを感じたのかな？と思うとロマンを感じます。ラピスラズリの中にも金色の内包物（パイライト）が含まれているので、ゴールドとの相性は抜群です。

このネックレスは前で留めるタイプです。マンテルという留め具で、Ｔ字の金具を丸いパーツに通して引っ掛けるだけ。ネックレスを首の後で留めるのが苦手という方に大人気です。

ネックレスの首周りサイズは約40cm。トップ部分がそこからさらに約6cmほど石が下がっています。留め具の仕様により、アジャスターチェーンは付いていませんので、もう少し長いサイズをご希望の場合は備考欄にお書き添えください。45cmまでは無料、それ以上長くする場合はパーツ代を追加させて頂き対応いたします。